IH フコイダン Eco-Land  アメリカは本末転倒?

アメリカは本末転倒?

 アメリカのEフューエルという会社で、自家製のバイオエタノール製造機を開発した。
この製造機で使用するのは「砂糖」。つまり、家にあるもので、エタノールを作れるわけだから、それはある意味便利であり、先進的なもののように思え、このニュースを最初聞いたときには「へぇ、すごい!」という感嘆的なものだった。

 しかしながら、Eフューエル創業者のトム・クィン最高経営責任者が言った【米国では、我が子には砂糖が足りていないと悲しんでいる母親は一人もいない】という言葉に違和感を覚えた。
 「米国の子ども」という非常に狭い範囲での言葉だ。

 現在バイオエタノール製造における食糧の高騰、そして森林伐採を行ってのサトウキビやトウモロコシ畑への移行による食糧の高騰が“世界規模”で問題になっている。にもかかわらず、アメリカのこの企業は自国の子どもたちのことしか考えていないのだ。アメリカの子ども、先進国の子どもたちは、確かに日常的に砂糖が不足していることはないが、地球規模で見た場合、砂糖が不足している国の人々の人口の方が絶対的多いはずだ。
 それらは全く無視しているのだ。

 加えて、砂糖を100%自給できないアメリカはメキシコから非食用の砂糖の調達を行う予定。そうすると、非食用の砂糖の価格が必然的に上がってくる。
 そうすると、メキシコでも通常の食糧を作っている畑が、非食用のサトウキビ畑に切り替わる可能性も出てくるわけだ。途上国はどうしても経済最優先になってしまう場合が多い。仕方のない部分もあるが、それをあえて先進国が煽る必要はないわけで、アメリカは、どうも最先端をいっているようで実はどこか本末転倒なことをしているように思える…。


そう思うのは決して私だけではないはずだ。



参照記事
●米企業が自家製エタノール燃料製造装置を開発
(ロイター通信より)


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