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「バイオディーゼル燃料シンポジウム」に参加!

 宮城県主催(資源循環推進課)の「バイオディーゼル燃料シンポジウム」があったので、参加してきました。
環境生活部長の挨拶


 NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク代表の藤井 絢子さんの講演が前半に行われ、滋賀県(琵琶湖)における30年前の環境悪化のお話から、現在全国各地で開催されるようになった菜の花プロジェクトについてのお話がありました。
 講演時間1時間でしたので、1時間で30年の歴史と、今をそれぞれお話するのは大変だろうに…と。

NPO菜の花プロジェクトネットワーク代表:藤井さん


 後半は「地域ネットワークをいかした廃食用油回収システムの構築とBDF利活用の在り方」と題してパネルディスカッションが行われました。
  ・コーディネーター:
    新妻 弘明氏(東北大学大学院環境科学研究科教授)
  ・パネリスト
    藤井 絢子 氏
    佐藤 郁子 氏(ACT53仙台事務局長)
    阿部 信治 氏(宮城交通(株)営業部運行課長)
    土屋 浩司 氏((社福)石巻祥心会 
                知的障害者通所授産施設かなん施設長)
    犬飼 吉彦 氏(名取市生活経済部クリーン対策課長) 

パネルディスカッション

 ACT53の佐藤さんは、リサイクルありきが先行していることと、BDF燃料が環境に優しいというだけではなく、車の台数なども考えていく必要ではないか?と苦言を呈した。
 どうせ「リサイクルするから」「分別して出せば・・・」という消費者の行動は、未だ持って使い捨ての生活を見直しているとは思えないわけです。実際、コンビニや駅で売られているビニール傘の使い捨てやレインコートの使い捨ては、天候の悪いに日は目に見えて明らかなには私もいつも気になっています。

 宮城交通の阿部さんは、県からの声がけがきっかけで、BDF燃料におけるバスの運行を1台実験的に3ヶ月行った結果、今年は4台を導入予定のとことで、県の予算がなくとも、会社としての環境配慮として、予算組をしているとのことでした。
 阿部さんは、もと整備士であったこともあり、新車の場合、メーカーが非クレーム対応といわれているお話もされていました。よって年式の古い車でしかBDF燃料では走らせることが出来ないということで、残念であると述べていました。

 石巻の授産施設かなんの施設長である土屋さんは、BDFへ着手したことにより、廃食油の回収に通所者が引き取り歩くことで、地域とのコミュニケーションにつながっていることと、廃食油の回収に応じてポイント制度を設け、そのポイントを地域通過と言う扱いに、施設で製造販売されているお菓子などが購入できるようにしたことを話されていましたが、未だ石巻ではBDF燃料の需要と供給がうまく稼動しておらず、生成したBDF燃料も消防法で定められた保管料に達してしまうと処分など困るということで、需要と供給のバランスがとれるようにしないと施設の運営に影響が出てきてしまうので、早急に対策をするようにと藤井さんさんにアドバイスを受けていました。

 名取市の犬飼さんは、名取市は県の補助金でBDF燃料へ着手したこと。県内でも大きなプラントは2つしかなく、その1つであることを話されていましたが、廃食油の回収方法についてはもう少し考える余地があるのでは?と藤井さんより指摘され、県の補助金が切れた場合どうするのかの問いには、ひたすら「ゴミ分別を16種類行っている」「循環型」「フードマイレージ」「地産地消」「カーボンニュートラル」「啓蒙」という言葉を並べただけで、いまいち市の方針は残念ながら述べられずに終わったようでした。

 コーディネーターの新妻教授は、BDF燃料について、地域地域で事情が異なるので、様々角度から、その地域にあった方法で進んでいかなければならないことと、「フットプリント」の話から、人間の今の生活は地球1つでは足りない生活をしていることを心改め、使い捨ての生活をやめ、徹底的に使い切る生活をしていかなければならないと尾は無いされていました。
 水道をひねれば水が出るけれど、その最初は?
 食事をすればステーキや煮魚出てくるけれど、最初は命をいただくことから始まる。
 野菜や米も当たり前に口にしているけれど、種をまくところから始まる。
 着ている洋服も、綿を植え、収穫し、繊維にして、さらに編みこんで洋服の生地になる。
 化学繊維や石油を掘り、そこから化学繊維を作り出すことから始まる。
なんでも始まりを考えて、日々生活すべきであるということをお話しされ、パネルディスカッションをしめました。

 会場からは、廃食油の燃料で匂いに苦情がないか?という「は?」というちょっと低レベルの質問から、化学者の目線でのBDFにおける危険性や事故も実際におきているので、何か困ったことがあったら、また悩んだときは、是非化学者にも相談して欲しいという高レベルな声も出ておりました。

以上、かなりアバウトにまとめました。
 帰り際、会場となったホテルのロビーで「まだ、俺たちの方がレベル上だなぁ~。自信もって俺らは進みましょうよ!」と大きな声で携帯から電話している方が、かなり印象的でした。
 このようなシンポジウムやフォーラムはここ2~3年、毎回「初心者レベル」での内容でひたすら開催されているようです。
 シンポジウムやフォーラムは、本気でBDF燃料や新エネルギーに取り組んでいるところや、すでに進みかけている団体からすると、もう1~2歩進んだ、実際に事業を行っているところの事例をもとに「メリット&デメリット」の話や、補助金申請及び補助金の種類、またBDF燃料における軽油税の話、収益などの、もっと突っ込んだところが聞きたい、知りたい!ということもあるので、いくつかのレベルを分けて開催していただけると、ありがたいななぁ、と、この携帯電話で話している方を見ながら、思いました。

 藤井さんと、休憩の合間に少しお話をさせていただきましたが、その折に、「山形県では知音さんが一生懸命頑張っているけれど、他にももっとあってもいいわねぇ。」ということと「宮城県は大きなプラント(行政主導もしくはそれに近い)はあるけれど、一般の住人という民間主導型が出てくるといいですねぇ。」とおっしゃられていました。


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