
【秋田県小坂町は、菜種油を精製する町営搾油所を建設し10日、試験精製を始めた。町内で栽培した菜の花の種から油を搾って瓶詰めし、2月から食用油として販売する。町によると、自治体が菜種の搾油施設を設置するのは東北で初めて。廃食用油を回収して町内でバイオディーゼル燃料(BDF)に再生する資源循環の取り組みを推進し、「バイオマスタウン」の実現を目指す。】
(河北新報平成20年1月12日朝刊記事より)
小坂町は平成17年2月15日に「バイオマスタウン構想」を発表しています。
【小坂町は、かつて日本有数の銅鉱山の町として栄え、鉱業が盛んであったが、現在は輸入鉱・製錬業を中心とした製造業や観光産業等のサービス業に転換している。近年、地元製錬所では家電等のリサイクル事業に力を入れている他、年間7万頭のSPF(無菌)豚を出荷する大規模養豚施設も有し、首都圏生協や大手スーパーに卸している。また、町民サイドでは資源ゴミ回収運動や生ゴミ収集、家畜排せつ物の堆肥利用、廃食油を資源として回収し公用車BDF利用等を実施してバイオマス利用を積極的に進めている。今後は、「バイオマスタウン構想」のもと資源循環型産業を中心にした複合的で力強い産業構造の構築に努めて行く。】(小坂町バイオマスタウン構想より)とのこと。
最近はようやくBDF燃料が注目を浴びてきましたが、菜の花を栽培し、それを食用油としてい一般市(町・村)民へ販売し、また今度は家庭から出された廃食油を回収してBDF燃料にするという、そこまで循環型のところは少なく、特に東北でもまだ数少ないことから、秋田県小坂町でのこの事業が多くの自治体の注目する的であるに違いないと思います。

●小坂町バイオマスタウン構想(PDFファイル)
●「東北農政局バイオマスタウン・ニッポン」



